2014/01/20

from...Tokyo ~ボーダー、水玉、迷彩というベーシックな柄合わせだけど~


NAME-フジハナ エリ   twitterID-@followers
COMME des GARSONS 
 tricot COMME des GARSONS
 NEW BALANCE
 PUMA




彼女を見かけて追いかけていると人ごみの中で見失いそうになったり

立ち止まって人と話すそぶりを見せたので自分も近くで止まるといつの間にかいなくなっていたり

歩道橋を渡ったり、やっとの思いで追いついて声を掛けたときには息があがってハァハァ言ってて

その様子を見た彼女は「だいぶ追いかけてきてくれましたよね」と

ちょっと関西よりのイントネーションでニコっとして撮らせてくれた



最初はコートのジップは閉じられていて、マフラー、そしてイヤマフをしていた

僕はトータルでいいなと思ったのだけど、いざ撮るってなったときそれらを全て取っていた

「寒かっただけなので」と言って開けられたジップ

そのとき彼女は寒さよりも自分に満足したかったのだと思う

それはちょっとした闘志、強い想い、つまり自分というものを100%表現したかったんだ

だからこそ納得のいく格好でその瞬間を撮れたことが僕にとっても幸せ

彼女の本気がバンバン伝わってきたみたいで嬉しかった






柔らかい物腰と気さくで話しやすい彼女の一番の魅力はその目元

キラキラした瞳と笑うと目じりが下がって優しさが滲み出る笑顔がキュート

こんなに可愛いのに実はコンプレックスだらけなんだとか

だけど大好きなファッションが自分を変えてくれたみたい

最近は自分に似合う服を見つけたりして、どんどん楽しめるようになってきて

そしたら自分自身にも少し自信が持てるようになってきたんだって言ってた



コートの下には素敵な組み合わせがあることを僕の他にも知らない人がたくさんいたはず

でもそんなのもったいない

もしかしたら"寒い"以外にまだまだ彼女が自分に自信を持てていないからなのかも?

ちょっと控えめになるくらいなら、やりすぎでしょってくらいのほうがいい

カーキのコート、でもその下には鮮やかな組み合わせが隠れている

それはまるで土の中で今か今かと春を待つ花のようで

いつか彼女らしい花が咲いて、街を彩ってくれるといいな

っとちょっとキザになりすぎました(ごめんなさい)


最後はイヤーマフをしてさようなら

ほら、やっぱり素敵だ