2014/04/11

走り出したくなるほどスポーティーな青年との出会い ~小林 登志也の物語~












短く整えられた髪とよく笑う姿が印象的な小林くん人呼んで”コバちゃん”
実は最近ちょっと注目してた男の子の1人でいつ撮らせてもらおうか悩んでたんだけど
いつも見る度に独特のレイヤードとアイテムのチョイスに驚かされていたりして
撮らせてもらうこの日を待ちわびていた

Saint Laurentのシャツの上にRAF SIMONSのナイロンパーカー、さらにその上からPRADAのベスト
デニムはMargielaのものと、どれもハイブランドなんだけどガチガチになりすぎず
どちらかというとサラっとスマートに着こなす感性が凄いなぁと感心するばかり

なんでも近頃ランニングをしているときにパッてコーディネートが思い浮かぶらしく
彼曰く「走ってるときは無心になれるんですよね」って言って新しい着こなしを常日頃から考えてるみたい
そのせいもあってかどことなく最近はスポーティーなスタイルが中心な気がする

リュックが壊れたから今日買ったと言っていたPatagoniaのリュックも全体の色味と凄くマッチしていてクールだ
「スニーカーもadidasが好きで、NIKEはみんな履いてるから、みんなと違う方がいいっすね」と、こだわりも話してくれた

見た瞬間になんとなく印象のいい感じだったんだけど会うたびに彼の良さは高まるばかり
「今日いいね~」とか服のこと褒めるとめちゃくちゃテンションあがって可愛らしい彼は
「僕、ポジティブなんで言われたことは素直に受け止めちゃうんですよね~」なんて言ってたけど
素直であるということは生きていく上でとても大切な能力だ

人間は困った生き物でどうしても裏をかいちゃったり親切を親切と受け止められなかったりするけど
「自分の服を褒められて人に認められてさらに服が好きになった」って楽しそうに話す
そんな彼のひたむきな志がきっとずっとこれからも人を魅了していくんだろうなってそう思う